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ニールス・ユール()は、デンマーク海軍の海防戦艦。艦種の分類は公式には「軍艦」(orlogsskib)、1932年より「砲術艦」(artilleriskib)とされていたが、この分類には他の海防戦艦も類別されており、ニールス・ユールも海防戦艦と考えられている。後にドイツ海軍の砲術練習艦ノルトラント()となり、第二次世界大戦で失われた。艦名は17世紀の海軍提督ニールス・ユール(en)に由来する。 == 概要 == 本艦はデンマーク海軍が自国の沿岸警備のために造り上げた海防戦艦である。本艦は前級「ヘルルフ・トロル級」の改良型として1908年海軍整備計画において設計された。1912年に設計され、1913年に設計完了された当初はヘルルフ・トロル級と同じく主砲を砲塔に収め、副砲をケースメイト(砲郭)配置する武装配置で、30.5cm砲を単装砲塔2基と10.5cm速射砲8基を搭載する予定で1914年6月にクルップ社に備砲を発注した。 艦体は第一次世界大戦が勃発した1914年にコペンハーゲンのデンマーク王国海軍工廠(:da:Orlogsværftet)に発注されたが、工廠は多忙を極めていたため建造の進捗は遅々としたものとなった結果、1918年に進水した。 更に、第一次世界大戦の勃発によりクルップ社から砲身の製造を断られてしまい調達できず、同大戦後に建造計画が再開された時にデンマーク海軍は主砲をボフォース社製15cm速射砲を発注。1922年になって無事に主砲の入手を果たし、15cm速射砲10門に統一した装甲巡洋艦的な設計に変更がされて竣工した。設計変更後の主砲配置は、前方に2基2門が左右に配備され、両舷に3門ずつ、後方に背負い式に2門を装備していた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ニールス・ユール (海防戦艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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